2005/01
01/31
なぜ、そこまでして前に進む……ッ。
舞台から見放す
試験開始。
今までに通ったことのあるような道と、一見そうでないように見える道と。みんな迷い込んで、転び、起き上がり、時に前を進む人の背を見やり、時に力尽きて泥沼に身を任せる。みんな一緒に勘違いすれば恐くないもの。
ひどく久しぶりに生協に行ってみると、レシート割戻しは1月31日までと書いてあった。
あれ?
01/30
決戦は午前0時の図書館で。
遠くない春に
06:00 自然に目が覚める。前回いつこんなことがあったか、もう思い出せない。東の視界はあまり広くないけど、それでも夜明けの変化は見ていて楽しい。朝焼けがきれいに見える家に引っ越したら、早起きできるようになるだろうか。
この前教えてもらったようにフライパンでパンを焼いてみる。十分に熱してから投入するほうが良い模様。まあでも、珍しく美味しい食パンだからそのまま食べたほうがよかったかな。
酒粕をどうこう言う前に実家から送ってもらった奈良漬を食べるのを忘れていたので、がつがつ食べる。酒粕は味噌汁に入れてもいいようだが、量的には微々たるものか。
いつもは半分閉めているカーテンを珍しく全開にしたら、日中暖かすぎてうたた寝多し。勉強のことを考えない限り平和な日々が続くだろう。
01/29
これで、終わったのよ。
きっと静かな夜が
片付けて片付けに片付ける。
酒屋さんで甘酒の試飲をやってたので、弾みで酒粕を少し買ってしまう。漬物を作るには少なすぎるし、甘酒だけには多すぎるような。さて、どうしましょ。
晩に旧クラスの新年会。これでしばらく動物の肉は不要。
しかし君、なんとも笑えない話じゃないか。
今夜、禁忌は消えて失くなる。
01/25
その仏蘭西人形が手に入ったとして、どうするつもりだったのかね。
ホライゾンを目指して
一昨日のアンデルセンで代々木公園から山手通りを下るというルートに盲点を突かれたので、早速試してみる。大きめの信号があるせいで時間リスクが評価しにくいものの、確かに全然遠くない。ただしアップダウンはやや激しい。
せっかく代々木公園まで来たので、せきぐち亭でお昼を食べる。ハンバーグステーキ200g(¥1100)。……やばいやばい。ごはんからして気合が違う。欲張らずに150g(¥950)でも間違いなく満足できるはず。繁盛しまくりなのも当然。今後本郷からの帰りは代々木公園→せきぐち亭→山手通りルートで安定か。
あと、行こうと思えばいつでも行けるはずなのに行ったことのなかった岬屋で本練羊羹一棹購入。なるほどあの店構えでは前を通っても気付かないわけですね。あの通りも侮れません。
marmite って
「マリみて、みたい?」
……。
気付いちゃった。
01/24
おっと残念、勝てば良いというものではない。
逃げるが勝ち
何気なくすれ違ってから、そういえばきっとこれが最後なんだろうな、と思った。憧れは憧れのままに。たぶん、もう振り向かないほうがいいんだ。
ああ、月がまた丸くなったね。
それでも消えないから。
01/23
大きくなったらきっと分かるよ。
サントリーホール
前回に引き続き異空間に身を置きに行く。
今回の座席は指揮者にほぼ正対する位置(……ん? 正対って単語は手元の辞書に載ってないなぁ)。音楽を聴くという点ではあまり良い席ではないそうですが、いろいろ見るところはあって十分面白い。
とはいえ基本的に音楽的にはさっぱりなので、ぼんやり聴いたり見たりしつつぼんやり色々考えたり考えなかったり。音楽も一種の言語だよなぁ。というか無茶を承知で言えば芸術一般がそう。つまり勘違い則(勝手に命名)が適応されるわけで。幼少期から徹底的に訓練されてる人と意思疎通できると思うほうが間違ってるといえばそうだけど、それでもなんとなく分からないでもないと思えてしまう辺りが面白い。でも伝えたい内容は命題として定義できるようなものではないような。むしろそれは普通の言語で足りてるわけか。しかしまあそもそもこんな大きなホールにこれだけ人が集まってるのが不思議だよなぁ、真ん中だけ明るいし、みんなそこだけ見てるし。魔法でもかけられてるみたい。あ、催眠術か。etc.
近辺の和菓子屋と花屋がことごとく閉まってたのは誠に遺憾。高校二年生の夏以来、久々にはっきりと東京に負けた気がする。
予想外に茶道部的メンバーでアンデルセンでまったりとまったりする。
あ、雪。(これは希求ではなく存在承認)
それはもっとメロンパンを食べろということでしょうか。
01/22
閉じた目を開いても、世界は何も変わっていなかった。
第2回東方最萌トーナメント
開幕。
本戦でどれだけ支援できるものか怪しいので、とりあえずバナーで支援など。お持ち帰り自由です。
「……何してるの?」
何って、見たら分かるでしょ。
「ふーん」
……いやなんといいますかその。
01/17
黙祷。
震災十年
もう十年。まだ十年。僕のこれまでの人生の半分。
そしてスマトラ島沖地震。自然変動のスパンに較べて、ヒトの近代の如何に浅いことか。人一人の人生の如何に短いことか。たとえ誰にくどいほど言われたとしても、それでも忘れてしまうこと。
時計の針を逆向きに回したところで。
01/15
フレーム問題に首を突っ込んでるから身動きできないんだ。
雲のむこう、約束の場所
昨晩、下北沢トリウッドで新海誠監督の「ほしのこえ」と「雲のむこう、約束の場所」を続けて観てきました。共に2回目。
「ほしのこえ」は、今見るとなるほど確かに原画が荒かったようで。当時はただ感心するだけで何も思ってませんでしたが、今はさすがに分かるようになりました。でもまあ、(ほとんど)一人での製作というのが売りだったわけですから、ある種の「手作り感」が求められていたのもまた事実でしょう。そういう意味ではちょうど良かったのかもしれません。
さて、新海誠作品といえば、空。というわけで今回も空を見に行ったのだと言ってもいいでしょう。「雲のむこう、約束の場所」は時間が長くなったこともあって、空のボリュームもたっぷり。技術的にはどうなのかな……カメラ視点の取り方はかなり大胆で上手になったと思いました(一箇所だけ違和感がありましたが)。あとは CG との合成をほとんど意識させされないのも高ポイント。空の他には、電車とか声の重ね方とか、あとは息遣いの表現ですね。そうしてみると表現手法的には「ほしのこえ」と重なる部分も多いと思います。
ストーリーは……うう。どうなんでしょう。僕はこういうのは割りと好きなのでいいんですが、一般受けがいいかどうかは……? 「ほしのこえ」と似ている要素もたくさん入っているので、前回との大きな違いを打ち出せてはいないように思います。それが新海色だといえばそうなのでしょうが、商業的に今後の展開を考えると辛いかもしれません。はっきりした描写よりもイメージとか短めの言葉でじわじわぐさぐさ来る作風ですが、そういうのが受け入れられるのかどうかも僕には分かりません。一部にポスト宮崎という評価もありますが、まだそこまで言っていいものかどうか。
ただ、技術的には十分評価するだけのものがあるのは確かです。その意味でこの映画が評価されて、ある程度の成功を収めてくれればと思います。アニメ製作現場の環境は決していいものではないと聞きますので、なんとか業界の環境改善とか底上げとか、良い方向に向かってくれると嬉しいです。
どうして僕が新海誠作品をわざわざ観たのかというのは、僕が Kanon をプレイせざるを得なかった(ということにしていた)事情とたいして変わりません。そしてまた、東方にも繋がってきます。初めて東方に触れたとき ZUN さんについて思ったのは、「ここにも新海誠みたいな人がいる!?」ということでしたからね。まあ、今回は一つの区切りのようなものです。次を観るかどうかはまだ分かりません。
そういえば、前回母校本館廊下に似ているシーンがあるとか言ってましたが、もう一度観てみるとやはり違いました。ということは大学でしょうか……。今度安田講堂に入る機会があれば調べておきたいところです。
見終わった後は割とふわふわしたいい感じで。
あーあ。しかしまあ、僕はどう空を飛べばいいんだか。
冷たい雪くずれ
今日は目覚めが悪くてぼーっとしたい気分だったので、ぼーっとしてました。最近こんなのが多いような気もする。
という感じなので特に何かをしていたわけではなく。あ。So What? は読みきりました。いやはや、さすがにいつ読んでもいい作品ですね。ますますぼーっとしたくなりますが。ついでに言うと他に読むべきものが山積みな訳ですが。
はー。
ああそうだ、朝日新聞と NHK がいつも通りなにやら迷走しているようですが、騙されちゃだめですよ。安倍氏を今潰されたらたまったもんじゃありません。
01/14
堕ちる所まで堕ちるがいいとでも言いたげな顔だな。ん?
なに? 電球が切れた?
Photoshop でレイヤー透明度のスライダを動かしている。右に動かせば濃くなり、左に動かせば薄くなる。左の端に合わせると、レイヤーは見えなくなった。消えたレイヤーを見た2秒後、憐れみに顎を持ち上げられ上を向く。僕の透明度は今、何%なんだろう。
もちろんそうこうしている間にも。明日のことを考えればきっと健闘が。
そうだ、もっと思い上がれ。
面白いね。だけどすごく悲しいよ。
01/13
我々が必要としているのは適切な脆弱性に他ならない。
起き上がるでない
布団の中で全てが終わりゆくのを感じながらもなお世界に対して無礼な態度を取り続けるのはいかがなものか。
と思いたいと思わないでもない。
などとぬけぬけと書いてしまいそうになる自分に嘲笑を。
01/12
ここで大切なことは、ここには書けない。
だって人間だもの
あなたは笑うかもしれないけれど、そのときは僕も笑っている。
それは例えば、僕が人生に割と飽きているけれどそれなりに楽しいと思っているということかもしれない。
あなたが自身の価値体系を信じることを咎める理由はどこにも無い。でも、それを他人と共有できるかどうかということは全く違うお話で。それでもあなたはそう考えるのをやめないのですね。
そして例えば、遠く離れた僕とあなたは同じく空を見上げる。この世界はおよそ百年しか生きられないヒトの、それもたかだか二十年を数えたばかりの若造達にそんなことを求めてどうしようというのだ。そうして、それでも僕とあなたはいつかまた、前に向かって歩き出す。
論理学では論理とは何かを説明できないだろう。
もちろん僕にも。
だから。
01/10
ああもう、つまるところ言葉なんて。
成人式の日
昨年末のアルバイトの続きを一人で。思ったより時間がかかって疲れる。
その後大学に向かい茶道部。寒い中、貴重な炭手前。
さすがにさすがなので、なんとなく友人と渋谷でお寿司。まあ、これもらしくてよかったのかもしれません。
時間の使い方を失敗して和菓子屋に行けなかったので、帰りのスーパーで小さな紅白大福を購入。忙しい救急車を見て、ああ成人の日だなあ、と。
そして?
01/08
あけましておめでとうございます。
んー
文字が出てこないのでやる気がありません。やる気が無いので文字も出てきません。文字が出てきてもやる気はありません。やる気はあっても文字はやる気ではありません。
- 12/31: 東京06:07発、大阪15:14着。
- 01/01: 郵便受けには年賀状が一枚。
- 01/02: 大阪。
- 01/03: 一回休み。
- 01/04: 梅田。
- 01/05: 天満宮(吉・友)、ハウる、ビリる。
- 01/06: はじめに戻らない。
- 01/07: 大阪07:47発。
- 01/08: 葱。
- 01/09: 初釜。
ただなんとなく思うのは、もし仮に全知全能の神がいたとしたら、その神はきっと何も語らないだろうということでしょうか。
やる気ー。