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2005/08

08/30

まるで波が打ち寄せ、浮かび、そして固まり――

Opera 10-year Anniversary

僕が初めてインターネットを知ったのより2年も前に、既に生まれてたとは……。意外や意外。

でも逆に考えてみると、僕がインターネットを知ってからまだ8年しか経ってない。これも案外に意外な話です。もう8年と言ってもいいけど、それでは面白くないでしょう。

良くも悪くも、多くのものがあの頃とは変わりました。

08/28

ただ補助線を引くだけだ。

氷川神社例大祭

嚆矢でしなそばを啜っていると、ひっきりなしに動く店主が「今日客が多いのは、祭りのせいっスかねえ」などと言う。確かに、駒場の商店街はいつもと違う雰囲気だった。

上目黒氷川神社は、玉川通りと山手通りが交差するところに程近い、小高い台の上に位置する。境内は決して広くないが、四百年以上の歴史があるといわれている神社だ。石段下にある碑や大山街道の標識が、昔の面影を伝えている。

日頃歩くのは松見坂の辺りまでだから、玉川通りまで出たのは今日が初めてだと思う。車の往来が激しい玉川通りには、少し無理な形で露店が並んでいた。境内もそれは同じで、近隣の人々とその子供達で静かに賑わっている。僕は朝霧の巫女で忠尋が提示した疑問を思い出して、生きる縁としての血についてぼんやりと考えていた。

今日は不思議と暑くない一日だった。道で見かける花も、どこか変わってきたような気がする。僕はまだ寝ぼけ眼でぼんやりしているだけなのに、夏の終わりはもう遠くない所まで来ているのかもしれない。

08/23

皮膚感覚って、案外正直なものだなって思います。

函館旅行

友達の家に泊めてもらって、友達と観光したり観光したりゴルフしたり。すごく濃くて楽しくて美味しい――そしてちょっぴり悲しい――文字通り感動の3日間。僕はその感謝を十分に伝えきれただろうか。

その長い3日も終わって、今日は3人で 07:04 函館駅発。往路と同じルートを逆に辿って、最後は再びムーンライトえちご。一人旅の魅力も捨てがたいけれど、仲間が一緒にいることの意味はあまりに大きい。

まあ何というか、人間というのは実に単純な生き物ですね。

08/19

あいつらの話を聞いてっと、いらいらして仕方ねえ。

入道

北鴻巣で日付が変わる普通列車で高崎まで行っておいて、そこからムーンライトえちごを使うコースで函館を目指す。青春18きっぷだけでは今日中に到達不可能なので、青森・函館間は青函フェリーを使って 21:50 函館港着の予定。

途中車掌さんに二度起こされたりはしたものの概ね順調に進んでいた旅も、弘前にきて問題発生。落雷で津軽新城駅の信号機が故障、運行再開の見込みが立たずに立ち往生することに。やっと代行バスが出たと思えば電車も動き出し、浪岡から奥羽本線に復帰。バスで隣の席になった札幌出身の早稲田の学生さんは、話を聞く限り猛者としか思えない。

青森には 19:00 前に到着。勇敢な彼は苫小牧へのフェリーを目指し、何も持たずに八戸行きの特急に飛び乗った。一方僕はと言えば、みどりの窓口に行って(略)すると、あら不思議。手元には魔法の紙切れが。それを手に特急スーパー白鳥21号の自由席に座るだけで、知らぬ間に函館着。終わってみれば予定通りの時間で、フェリー代が丸々浮いた格好。運が良かったのか悪かったのか……。

08/17

これから始まるんだ、始めるんだ、って思えばいいの。

上京

鈍行でさっさと上京。梅田すら変わってしまう。

湘南新宿ラインで直接新宿に向かえば、O などをメンバーとする某団体が再び集合。次は幹事かあ。

08/16

強者には論理が、弱者には感情があった。

五山の送り火

もそもそ変な人たちで集まって、ぶらぶら京都観光。あまり平和ではないような。

夜に別れて、家族と合流。大文字と船形、妙法のうち法だけを見て退散。ゆらゆら揺れる携帯電話の明かりが広がる鴨川が、とても不思議な場所に思えた。

08/15

レバーの操作で転車台が回転します。

トポス千林店

先日、ダイエーがトポス千林店の10月末での営業終了――すなわち発祥地からの撤退――を発表。特にダイエーが好きなわけでも、トポスというチェーンに思い入れがあるわけでもありませんが、千林店となれば話は別。静かに見納めに行ってきました。

いろいろとありがとう。

08/13

愛夢想ビュー認知症。

甲子園

京都外大西 対 関西の試合。各場面でいろいろな思いが強く伝わってくる、非常に(高校野球として)素晴らしい試合でした。まあ、もしこんな試合ばかりだと、それはそれで疲れるんでしょうけどね。

08/10

そう、そしてカンタービレ……。

帰阪

初めて特異列車を使う乗り継ぎで帰阪。実に快適なもので、浜松・豊橋間と大垣・米原間で座れないのが良いリフレッシュになるぐらい。これからはこれをメインにしようかなあ。○ょ○○○の旅には贅沢すぎたかもしれませんが。

08/09

ただ――彼はそこまで強い人だったか?

経年劣化

立ったまま寝たのは3回目だか4回目だか。ま、駅のホームでというのは初めてでしょう。もちろん、声が枯れているというのも。

08/08

3939-01

壮行会

これから留学する友達の壮行会。初めて幹事らしきことをしたような気がしますが、喜んでもらえたようでとりあえずは一安心。

二年前の僕にこんなことを言うと呆れたかもしれないけれど、それでもやっぱり、一年後が楽しみです。

R の年賀状

But the fruit of the poor lemon is impossible to eat.

君の落ち着き払ったかのような振る舞いには感心させられる。

いや、でもたぶんそれは……。

08/06

雲が最後に元気をくれたのは、いつだったかな。

書展

K 閣下の書を拝見できるのみならず、御本人に拝謁までできてしまうというので、友達と連れ立っていそいそと文京シビックセンターへ。展望レストランでしばし歓談。

こんな日の新宿でみどりの窓口に並ぶのは間違い。

突然襲い掛かってくる眠気の原因は、必ずしも合宿の疲れだけではないのでしょう。カウンター以外にも攻撃手段が必要なのだということを。

08/05

三角かもしれないから……。

茶道部夏合宿

戸隠高原での5日間の夏合宿が終了。

初参加の合宿は、考えさせられることが極めて多かった。そしてこれほど気分の浮き沈みが激しい日々は、ずいぶん久しぶりだったんじゃないかと思う。

今は、本当にあの日々が終わったという実感に乏しくて、どこかぼんやりした印象が残るのだけど、これも近いうちに消えてしまうのだろう。