2006/05
05/28
三人形。
五月祭茶会
生憎の天気にも関わらず、たくさんのお客様が来てくださる。そして僕たちは、できるだけのことをする。できるだけのことをしたと思う。
あまりにもたくさんのものを失ってしまった……だろうか?
そんなもの、答えは決まっている。
05/21
待ってるから。って言ってた。
跡見学園女子大・青山学院大 茶会
まずは2人で跡見学園女子大学のお茶会に。新宿御苑楽羽亭に来たのは実は初めて。4年生の濃茶席は相当ハイレベル。正客さんもハイレベル。第0席があるのもハイレベル。
続いて絵画館に移動して(正門が閉まってる!?)、3人で青山学院大学茶道部の常磐樹茶会。いやあ、まさかあの部屋が寄付になるとは。鱗灰だー。茶券が格好良かったけど、第12席っていったい……。
終電 + タクシー
ぎょっとしたけど、そうだよね、寂しいよね。
05/16
ナよナこ
神田明神 献茶式
先生から券をいただいたので、2人で神田明神の献茶式。左海宗匠のお点前(の一部)を、97%が和装という異様な集団中でどうにか拝見したようなしなかったような。
ハンカチとかハンカチとかバーゲンとかバーゲンとかを見て現実を認識する。お菓子は良かったと思います。むしろ Yum! Chai でしょう。おめでとう。
ひぐちアサ「ヤサシイワタシ」
どこかで見かけた評が気になって買った、ひぐちアサの「ヤサシイワタシ」読了(ってほどでもないか)。
あー。
なんとなく。なんとなく、この2,3日で自分の感覚がどこか変わったような気がする。それも結構根っこの部分で。それはこの漫画を読んだからでもあるだろうし、他にも心当たりはいくつか。ただ、何が変わったといって言葉に表せるようなものではない。前の自分に説明しても分かってもらえないと思う。ほんとうに。ほんの僅かな差なのです。
ひとつだけ言えるとしたら、3日前までの自分の価値観では少なくとも、この変化はどちらかというと悲しいもの。
泣けないのなら、雨の日に空を見ようか?
05/14
そういうのは普通にしていれば分かる。
東京医科歯科大 茶会
交流会明け。2人で東京医科歯科大学茶道部の春茶会。明治神宮外苑の聖徳記念絵画館。
さりげなく道具が豪華。家元の花押ももちろんだけど、兼中斎って、ねえアナタ。縁高を扱う度、客側にも修練が必要だということを実感する。(今回は同じだったが)流派違いなら尚更だ。
W の3人と一緒に表参道まで歩いて、でゅかふぇでぱんをたべるぱんをたべるぱんたべるよー。たまサン単かぼぷ。
05/07
霧雨の夜に、事実を告げる一言が木霊し続けた。
静嘉堂文庫美術館 関屋澪標図屏風
静嘉堂文庫美術館で「国宝 関屋澪標図屏風と琳派の美」展。しとしと雨。関屋澪標図屏風ってどんなのかね、ということで一応行っておく。
屏風は……うーん。それしか意識していなかったから、他の作品がいかにも琳派琳派していた(謎)のが意外な感じ。銀屏風に墨で波を描いてるのが良かったなぁ。最近墨の色に惹かれ気味だと思う。
ここは決して広くはないけど、いつも密度が濃い感じ。
[表紙絵] 春
こういうのを春風っていうのかな、と。妙心寺にて。
昔のスタイルに戻りつつある?
05/02
どれだけ思わせ振りかっていう程度問題で、やってることは似たようなものよ。
根津美術館 燕子花図と藤花図
根津美術館で「燕子花図と藤花図」展。
燕子花図もそれなりに好きではあります。でも、入ってすぐ右にあった吉野龍田図がとにかく良かった。鮮やかな色彩のコントラストが素人受けするだけかもしれませんが、見ていてあたたかい気持ちになります。閉館間際に独り占めできて幸せ。
そしてクライマックスは、あのお庭。藤棚には藤花が満開で。ちらりと見える奥の池には、たくさんの燕子花!
また4年後に。