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2007/08

08/31

New Zealand 旅行記 14/14

早朝、shuttle が宿の前に来て拾ってくれる。みんなとお別れ。Cappucino を飲んでから、Wellington 6:30 発の NZ 402 便で Auckland へ。

乗り換えに1時間しかないが、Auckland 空港は国内便と国際便で建物が違うので移動が必要。今回は歩いた。預けている荷物を回収しなくていいのは Wellington で確認済み。

Auckland からは 8:30発 JL5199 便で成田へ。周りに日本語が聞こえてきて、帰路の実感がゆっくりと。夜というわけでもないので、ほとんど映画を見ていた。Paprika とか。面白そうだからと機内でもらった Kiwifruit Wine のお味は……。

夕方、成田着。暑い! 暑いよ!

初めての2週間規模の一人旅もこれにて終了。ぷはー。

08/30

New Zealand 旅行記 13/14

最後の2日間は日記を書いていなかったので、写真を見返しながら行動の記録を残すだけにする。

朝、ほとんど誰もいない Old Bank Shopping Arcade をぶらぶら。銀行の金庫の扉をうまく残してたりして面白い。

ベイエリアを抜けて、Old Government Building の見学。誰もいないから変な感じ。それから Parliament Building の見学ツアーに参加する。赤ちゃん連れ夫婦への対応が当然のように優しかった。

それから Old St Paul Cathedral Church。古いといっても、英国の感覚から言えばそれほど古くもありませんが。手入れが行き届いていて、重厚ながらもあたたかい雰囲気。いかにもという制服の学生団体が途中で見学に入ってきて、いかにもな空気になっていた。

Te Papa の1階のカフェで Muffin と Cappucino で休憩してから宿に戻る。母と合流して、Old Bank Shopping Arcade の Smith で Cheeseburger の昼食(もちろん with Cappucino)。なにやら街中に自転車乗りの集団がいるぞと思ったら、Cancer Society の Daffodil Day キャンペーンらしい。Daffodil もらった。

丘を登る途中にある Victoria University にケーブルカーで行ってみる。ここでは歴史のある大学みたいだけど、まあそれほど魅力的なキャンパスではないと思う。

Civic Square の Library のカフェで Carrot Cake と Cappucino で休憩して(母の Latte にはハートのラテアート)、自分は Te Papa を見学しに行く。なんとも贅沢な博物館だ。

夜は現地の女子高生ともう一人の女子高生と合流して、Fisherman's Table で晩御飯(と Cappucino)。なるほど夜景は綺麗だ。

08/29

New Zealand 旅行記 12/14

7時起床。さすがに今までで一番ぐっすり眠れたと思う。快適な環境、心から安らげる環境というのは偉大なものだ。ただ、やはり今までの蓄積は相当のものなのか、右足首の調子が良くない。

8時過ぎに出て、中心部を通って Massey University のほうへ歩いていく。発祥の地は Palmerston North で本部もそこにあるが、こちらのキャンパスも小さくはないと思う。おそらく休み期間だからか、学生はあまり見かけなかった。博物館も見たが、古いといっても英国の比ではないので重みはあまり感じられない。手摺に Kiwi の装飾が施してあったのは面白かった。

再び中心部へ戻って、Theatre をいくつか見てまわった。今夜 The Opera House で Royal GALA というダンスイベントがあるというので、席を予約する。いままで学割というのはほとんど無かったので、ようやく国際学生証が役に立つときが来たという感じだ。これは都市だからだろう。純粋に観光客を相手にしているという意識のところでは学割は育たないだろうなと思う。

ギャラリーを見たりしてから、街の東部にある Mt Victoria に登ることにする。Mount といっても198mといった程度だが。山頂あたりまでバスが来ているらしいから、下りはそれを使おう。坂は結構きついが、距離は長くないので多くの人が楽しめそうだ。

山頂に到着。しかし Lookout は Reconstruction 中で、ちょうど明後日まで Visitor access は無いらしい。なにー。まあ冬ですからね。寒いですもんね。風強いですもんね。結局、北に少し歩いたところにも展望台があったのでそこで軽く昼食。寒い。

さてそろそろバスの時間ですよ、ということで乗り場に戻っても姿が見当たらない。はて……? と思って時刻表を見てみると、思っていたバスが無い。なにー。30分間隔だと思ってたのにちょうどここから1時間間隔になるとか知らんぞ。うわーん。

仕方ないから歩いて降りる。結局こうなるのね。適当に行ったら行き止まりだったりしてものすごく遠回りした。明日夜は Fisherman's Table で食事だというので予約。でもって有名だという Parade Cafe で Chocolate Cake と Cappucino で休憩。お値段が少々良心的でロケーションも悪くはないが、絶賛するほどではない。

海沿いに歩いていって、Civic Square で親と別れる。i-site を覗いてから Lambton Quay 沿いに行ってケーブルカーに乗って丘の上へ。降りてすぐのケーブルカー博物館でコースターを買ったら、汚れを考慮して値引きしてくれた。こういうのは初めてかもしれない。

植物園を通って丘を降りていく。天文台は工事中で閉まっていて残念。こういう時季なので、花もなかなか見当たらない感じ。春先に咲くものがちらほらといった程度だった。

Motorway の上を渡って降りるとすぐ、国会議事堂などがあるエリア。Beehive の横を通って、Cathedral を見学する。近代的かつ大規模だが、温かみはそれなりに残しつつそつなくまとまっている。夕日が差し込んでステンドグラスの美しさが際立っていた。

Railway Station を通って一旦宿に帰る。観劇の前に、日本料理店「和 "Kazu"」で軽く食事を取った。ライスに乗っている B.B.Q. Eel は、プレゼンテーションは別として鰻丼のそれだった。博物館などの水槽展示では Eel をよく見るものの、日本で食用としているものとは大きさが違うようなので、これがニュージーランド産なのかどうかは気になるところだ。

さて、The Opera House の前ではナッツを Caramelize したものを売っている。中ではパンフレットを1部$2で販売。1階の後ろや左右の端には空席が残っているが、人の入りは悪くない。客層もかなりバリエーション豊かに見える。劇場の雰囲気に対して、客は決しておすましした雰囲気ではないのが面白い。

19:30開演。伝統的な構成のダンスに加えて、ひとり白鳥の湖などの笑いを誘うものも交えつつ、短いプログラムを次々に繋げて進んでいく。全体的には思ったより近代的な雰囲気のプログラムが多かった。お年寄りがこれを(一応ではあっても)受容できるのがすごいと思う。中休みではみんなアイスクリームを舐めているし。

08/28

New Zealand 旅行記 11/14

7時半起床。外を見ると……小雨が降っている。これは駄目かな。

支度して、湖畔のカフェで朝食を取る。Bacon and Egg Croissant だったか。それと Cappucino。Lake-view のカフェでゆっくり朝食とはなんとも贅沢なもの。ある種の理想である。少し本を読んでみたりして満喫。

で、YHA に戻ってチェックアウト。荷物は Intercity のターミナルで預かってくれるらしい。とりあえずターミナルに預けて、少し時間があるのでまた Taupo Bungy まで歩くことにする。15分ほど見ていたけど、飛ぶ人はいなかった。まあこの中途半端な天気ではなぁ……。結局飛んでいるのはまだ1人も見ていない。

YHA に戻ってメールチェックして、11:20に電話する。判断が微妙だから、5分ほど待ってもう一度電話してくださいとのこと。そしてもう1回電話したら、なんと OK が出た。正直なところもう期待していなかったので、かなりびっくり。これでもう言い訳は出来なくなった。

11:40過ぎに YHA の前から出発。YHA から他に1組の客がいた。少し走って空港横の建物に到着。説明を受ける。前の組が飛び立つのを見てから、スーツを着て次を待つ。いよいよというところになってやはり落ち着かないのか、とりあえず準備運動を繰り返す。

が、次のステップに進む気配が全くしないので疑問に思って尋ねてみた。2時に出ないといけないんだが間に合うのか? 答えは否。たとえ今飛び立っても間に合うかどうかという返答。風が強くて大変なのは分かるが、おいおい……。

そんなことを言われてもどうしようもないので、今更だけどキャンセルすることにする。服や装備も全部外す。お金は Rotorua で払ってしまっているので、返金してほしければそこに言わないといけないらしい。

1時前に街まで送り返してもらいながら、このまま何もしないで去るのは癪だなと思う。せっかくスーツまで着て飛ぶ気になってたのに。……となれば、チャレンジするしかないではないですか。Taupo Bungy に。

運転手に言うと快くその場所まで送ってくれた。天気はほどほどか。日は差したり差さなかったりといったところ。そして寒い。見たところ見物客も待っている人もいない。さっさとやってしまうか。

申し込んだらすぐに飛び込み台まで移動した。うーん、すごい場所だ。そして寒い。係りの人が装置をつけてくれているときに聞いてみると、今日はやはり人が少なめで自分が15人目らしい。

そして際に立った。意外に怖いという感情は無い。ただ、自分でもびっくりするほど体が前に出なかった。飛ぼうと思っても体が本能的に、あまりに頑なにそれを拒んでいる。カウントダウンしてもらっても全然駄目だった。

もう1回カウントダウンしてもらっても、やっぱり駄目。でも、もう仕方ないやと思って、飛んだ。というよりも、落ちた。実際のところほとんど何も覚えていないんだが、簡単に言えば、「ああ、終わったな」という感覚だった。何も支えなしに落ちるというのはこういう感覚なんだ。

で、びよーんびよーんと繰り返して下でボートに回収してもらう。この辺の感覚は遊園地でも味わえるんじゃないだろうか。坂を上って事務所に戻ると、証明書をもらえた。あとビデオと写真を見せてもらう。ああ、情けないな。お金を出して買うなんてとてもとても。でもキャンペーンか何かで Thermal mug をもらって、Hot chocolate で一休み。

その後団体さんが来て数人が飛んでいた。ある男性は Arghhhh!!! とすごい声を谷に響かせていたが、自分のときはそもそも声を出すという余裕が無かった気がする。だいいち、自分は他の人が飛ぶのを一度も見ずに飛んでしまったんだ。

さて、もう結構余裕が無いので急いで戻る。でも御飯は食べたいので、バスターミナルそばの Cafe で急ぎ目の昼食。Bagle w Bacon, Egg & Cheese とCappucino。Cappucino は他とちょっと違ったかもしれない。

バスはなんと2階建てだった。さすがに Auckland - Wellington の主路線は違うな。Tauranga からのバスが遅れているらしく15分ほど待ったが、自分も似たような事態を引き起こしていたので、まさか怒るわけにもいかない。

途中休憩をはさみながら、約6時間の長い旅。どこまでも続く地平線に、虹色の空と小さな影絵が続いていた。ほぼ予定通り8:20頃 Wellington 着。駅では親が待ってくれていた。

08/27

New Zealand 旅行記 10/14

9時起床。あれ……?

Taupo には何も無いよとも言われつつ2泊滞在することにしたのは、目的があってのこと。そう、実はスカイダイビングをするためだ。普段ならそんなことは考えないところだが、ここ Taupo は世界で一番安くスカイダイビングできるところらしい、という情報を一度耳にしてから頭から離れなくなったのだ。そういう文句に弱いのはどうにかならないものか。3日前に Rotorua で予約も済ませてしまっていた。

しかし外は雨である。日本で言えば決して激しくはなく、ただしとしと降っているだけだが、こちらではれっきとした雨だろう。この旅ではわずかな霧雨以外まだ経験していなかったが、ここにきて嫌なタイミングで降られることになった。

予約時の指示通り、10:00に電話して飛べるかどうかを尋ねる。もちろん無理だ。11:40と14:00の回があるので予約するかとのこと。天気が意外にがらりと変わることもあるので、少し期待して11:40に予約する。

時間が出来たので、街中のカフェでフレンチトーストのブランチ。パンがこちららしく薄いのはいいけれど、バナナとベーコンとメープルシロップというのはどういう組み合わせなんだろう。結局最後までしっくり来なかった。土産屋を覗いたりもした。(すごい店があった)

11:20に電話。結局天気はあまり変わっていないので、もちろん無理。14:00の回に再び予約する手もあったが、僅かな可能性に賭けるよりは他のことをするほうがいいと思って、明日に予約することにした。他のすべてを捨ててまでスカイダイブしたいわけではない。明日の10:30はもう埋まったらしく、11:40になった。これがラストチャンスだ。

さてどうしよう。Waikato River 沿いに見所は集中している。下流に Huka Falls という名所があり、さらに下ると Aratiatia ダムがある。右岸にはそれらを繋ぐ Walking Track が用意されているらしい。Huka Falls までは片道1時間、そこから Aratiatia Rapids までは片道2時間。ダムの開門は10時・12時・14時だが、そこまでの交通手段である Hotbus は毎時発なので、それを見るなら13時のバスを使って14時を狙うしかない。そこから Taupo 湖には歩いて戻れる。天気は不安だが、もし雨上がりが見られたらそれは素晴らしいだろうという期待もあって決行することにした。

13時までは結構時間があるので、Control gate から川沿いに Taupo Bungy のあたりまで歩く。巨木が倒れて道を塞いでいたりもしたが、基本的にはよく整備されていて問題ない。45分ほど歩いて Bungy に着く頃には雨がかなり強くなってきていて、傘を差した。さすがにこの雨の中ではバンジージャンプをする人はいないようだ。

街に戻って、地元っぽいパン屋さんでお昼を買い込んで Hotbus に乗る。他にお客さんはいない。Aratiatia Rapids までは片道$15ということになった。向かっている途中、雨がまた強くなっていく。

Aratiatia に着いたが、周りには誰もいない。これでもそれなりの観光地のはずなんだけどな……。すごいスピードで走っていくトラックの水しぶきを避けながら、パンをかじりつつ案内板の説明を読む。

放流を見るのは橋の上からでもいいのだが、i-site の人に教えてもらった Viewpoint から見ることにする。道を渡って5分ほど歩けば着いた。開門自体は……まあすごいといえばすごい。むしろびっくりなのは水がきれいなことか。透明度もそうだし、色が良い。Viewpoint からは流れの激しさがどう変わるかはよく見えるが、門自体はあまり見えなかった。あと、さすがにこのタイミングでは人がちらほら見えた。

さて、いよいよ川沿いの Walking Track を進むことにする。もちろん周りには誰もいない。雨も降っている。不安と共に出発。最初は平地だが、起伏も結構激しいし、何より泥が怖い。これは Iceland でも思い知らされたことだ。気をつけながら進んでいく。基本的には川沿いに上っているので、登りの方が多くて地味に体力が削られていく。道の途中で川はほとんど見えない。

もう少しで1時間ほど歩こうかという頃、気がつくと森から崖に出て道がなくなっていた。そのときはああもう終わったかも、と思ったが、少し引き返してみると気づいていなかった分かれ道があって助かった。折れた木で道を示しているらしかったが、あの意図を汲み取れというのは少し無理があると思う。

歩き始めて85分、音が大きくなって Huka Falls に近づいたのが分かった。雨だというのもあるのだろう、水量と勢いの激しさにはなかなか凄まじいものがある。が、雨が降っているのでじっくり見る気分にもなれない。少しだけ休憩して Taupo に戻るルートをとる。結局さっきの Walking Track で会った人は3人だけだった。

Huka Falls から Taupo への道はさすがによく整備されていて歩きやすい。人もそれなりに見かけた。が、やはり寒いのと雨が降っているのとでとにかく早く帰りたかった。しかも右足首が痛み始めていたのであまり愉快な気分にはなれない。30〜40分ほどで通過。

それから街の中心に戻って夕御飯を食べる場所を探したが、カフェはほとんど閉まっている。まだ17:30にもなってないのに。ただ暖かい場所で何かを口に入れたいだけなのに、目の前でどんどん店じまいされていくと、何か悪いことでもしているような気分になってくる。結局 Lake-view のカフェでスープとチーズバーガーを食べた。チーズを焼いてカリカリにしてあったのが斬新。

またスーパーに寄って、宿に戻る。10:30就寝。

08/26

New Zealand 旅行記 9/14

9時起床。天気は良い。早めに起きて自転車で Compass Community Village にでも行こうかと思っていたが、睡眠の確保を優先した。

10時前にチェックアウト。荷物を預けておいて、北側の海岸を1週してきた。砦跡で黒猫さんが黙って寄ってきてくれたので、しばし撮影タイム。スーパーに寄ってから、宿の隣のカフェで朝食として Mushrooms on Toast。これは……すごいな。

荷物を回収して11:20発のバスで Tauranga とお別れ。今日は Taupo へ移動する。途中、懐かしい Rotorua でお昼の休憩があった。12:55頃到着して、出発は13:15だという。行き損ねてたカフェでさくっと食べるかと思って行ってみたら、混んでいて無理そうだったので断念。雰囲気が気に入っていた別のカフェに行ってケーキと Cappucino を頼む。ケーキはベリーをスポンジではさんでココナッツでコーティングしたもの。お昼時だったからか案外出てくるのが遅くて、時間が大変なことに。急ぐ急ぐ。

で、なんとか13:15にバス乗り場に戻った。やれやれ……と思ったら、バスが目の前で出発した。なにー!? すこし追いかけたもののもちろんだめで、しばし呆然。次のバスはいつだ? というか荷物載せたままなんですけど? Booking office で状況説明したら運転手に無線で連絡してくれて、幸運なことに戻ってきてくれるとのこと。荷物を載せていたのが幸いしたか。しかしまあ、ほんとにありがたいけど、なんと申し訳ないことを……。運転手に謝ったけど反応してもらえなかったし。

なんだかんだで Taupo に到着。ここでの宿は YHA Taupo。Single room にしておいた。Centre から少し離れているのが難点だけど、あったらいいなと思うものは一通り揃っているし、水周りも新しくて手入れされている(ドライヤーもある!)。今回の旅で設備は一番いいかもしれない。この際メールの返事が滅茶苦茶遅かったのには目を瞑ろうじゃないか。

荷物を整理してから、湖畔を通って Centre のほうへ。ミニゴルフが家族連れであふれていてほほえましかった。あと、ホールインワンチャレンジって思った以上に見た目がコミカル。

あとは i-site で情報収集。これから動き回るには時間が足りないので、Taupo Museum に行って時間をつぶす。……あまり面白くなかった。あとは Waikato River 沿いに歩いてみる。水が予想以上に綺麗でびっくり。これはボートでも浮かべたくなるわなあ。夕陽が水面に映えていい感じ。

軽く夕食をとって、スーパーに寄ってから宿に戻る。明日のこともあるので10時頃に寝ておくことにする。

08/25

New Zealand 旅行記 8/14

7時半起床。今日は現地の女子高生(謎)と一日過ごす日だ。8時過ぎに降りたらもう待っていた。

天気は良い。土曜日の朝、Fourth Ave の Primary School で Farmars Market があるというので歩いて行ってみる。おお、確かに。フルーツジュースを買って、ソーセージとパンで朝ごはん。

Centre に戻って、バスで Mt Maunganui へ。空は曇ってきた。登るのは結構急な坂でいい運動といった感じ。むしろちょっと危ない。陽が照っていたら海がもっと綺麗に見えたのだろうと思う。

Town でお昼を食べてから、Bayfair で乗り換えして、Palm Beach のショッピングセンターへ。スーパーなどを覗いて、カフェで一服してから Tauranga に戻る……はずが、バスが謎なルートを通ってくれてかなり時間をくった。

それから Tauranga で映画 Amazing Grace を見た。アイスとポップコーン合わせて$1.5というのはお得だ。内容は……よく聞き取れなくてもなかなか楽しめた。

で、働いたこともあるという日本食レストラン TAKARA で夕食。お寿司とかたこ焼きとか Mussels の酒蒸しとかすき焼きとか鍋焼きうどんとか。遠い地でなかなかいい仕事をしてますな。お客さんも多くて嬉しい限り。

夜遅いのでタクシーで送って、帰ってきて洗濯。洗濯・乾燥が各々$3でちょっと高いけどしかたない。しかも$1硬貨しか受け付けないので、さっき両替してもらっておいたのを使う。

部屋のもう1人の住人はさっさと横になっている。必要があればしゃべるけど、基本的にはお互いのやっていることに干渉しない。これぐらいの距離感が適当なんだろうな、とやっと分かってきた。

洗濯中にシャワーをして、日付が変わったぐらいに寝た。シャワーは最新式で気持ちよかった。

08/24

New Zealand 旅行記 7/14

8時起床。i-site 向かいのパン屋でパイとサンドイッチを買う。Mussels のパイは材料を案外に気前よく投入してくれていて良かった。

チェックアウトして9:15に Dave's shuttle に乗る。まずはどこかの Mud pool を観察して、それから10:15に Lady Knox Geyser。石鹸を入れて噴出させる間欠泉だ。確かこの前の分子研体験入学か何かのときにたまたテレビで見たんだよな。こんなに早く実際に目にすることになるとは……。高さは20mにも達するとか聞いたけど、とてもそこまで届いていなかった気がする。

それから Wai-O-Tapu へ。75分コースを歩いて回る。曇り気味だったので、天気がよければ色がもっと鮮やかだったんだろうなと思うと残念。あと、寒いからか湯気がすごくて実態が良く分からない。目玉の Shangpan Pool とか。

終わったら City Centre へ戻る。お昼時だったのでカフェレストランで Seafood Chowder のランチ。まあまあだけど、$15もしたわりには量が少なかった。よく考えたら Rotorua は海に面していない。

アイスクリームをかじりながら湖沿いに北上して、Maori の村に行ってみた。確かにキリスト教の教会は興味深い。右手のガラス窓には思わず息を呑んだ。

もう少し北に行ってから、公園の中を通って南下していく。ここも地熱地帯で、湯気が各所から上がっている場所。湯気に囲まれて何も見えなくなったりした。遠いところに行かなくてもここだけでそれなりに満足できるかも。

で、また戻ってきて、お待ちかねの Polynesian Spa。もちろん露天風呂の Lake Spa ですよ。36度から42度まで2度刻みで楽しめます。一番景色がいいのは42度で人が少ないのです。はー極楽極楽。ってことで2時間ほど滞在。

スーパーに寄って、晩御飯を食べてから宿で荷物を拾うとバスの時間。Tauranga に移動するつもりだったのが、バスが来ない……。15分前集合で15分ほど遅れたから、寒い中30分も待つことになった。せっかく温泉に入ったのに冷えちゃったよ。

Tauranga には21時頃到着。宿は Harbourside City Backpackers。明日のこともあるし、すぐ寝た。

08/23

New Zealand 旅行記 6/14

6時に起きた。ほっ。朝食の前に Albert Park と Auckland University を軽く散歩。朝食は全然大したことなかった。

7時半に check out & picked up。coach がくるのかと思っていたら、小さなバンでターミナルに運ばれるだけだった。

8:15定刻出発。今日は Waitomo caves を経由して Rotorua へ向かうツアー。参加者は自分のほかに、御夫人のペア1組と日本人のペア、中華系(?)のペアだけ。運転手さんは淡々とジョークを混ぜてくるのに、英語ネイティブな客は2人だけなので可哀そうになってくる。

一度休憩を挟んで、Waitomo caves の Glowworm tour。要するに鍾乳洞ツアーだけれども、ツチボタルを見られるのが目玉。これは確かに……すごいな。見た鍾乳洞自体はそれほどでもなかったけれど、見せ方はメリハリがきいていてうまいと思う。

あとは Rotorua に向かうだけ。すやすや。降り際にバスの運転手さんが Hangi のツアーをおすすめしてたので、パンフレットをもらう。Rainbow Springs のナイトツアーとの combo がよさげ。

宿は i-site のすぐ向かいの planet nomad。受付のおじさん曰く、おう坊や、5人部屋に1人だけだから、4人まで女を連れ込めるぜ! はいはい。コンボツアーを予約してもらう。

疲れてるのでカフェで充電。お菓子は見た目で選んですこし間違えた感じ。店の雰囲気はいいのにな。帰りに i-site に寄って、明日朝の Dave's shuttle を予約してもらっておく。まだ少し時間があったので goverment garden をぶらぶら。硫黄臭が僕の気分を高揚させていく!

i-site 前で、予定の17:45から少し遅れて picked up。Mitai Maori Exerience へ。マオリの単語の発音には日本語のテイストが混じってくるけれど、これもほとんど冗談みたいな名前だ。部族同士の挨拶をしてみたり、踊りを見せてもらったり、あとは Hangi を食べた。変わっているのは地熱で蒸しているということぐらいだけど。100人弱ぐらいいたんじゃないかという参加者の中に日本人は1人だけ。わりとしっかりした見世物だとは思う。

それからそのまま Rainbow Springs のナイトツアーへ。敷地が隣なのね。一生懸命説明してくれるのはいいんだけども(それでも分からないけど)、とにかく寒い。最後のほうはいつ終わるのかだけを気にしていたような気がする。まあ、Kiwi を生で見られたのはよかった。

宿に帰ったら、即暖房をつけてシャワー。携帯用スリッパが水気を吸ってとんでもないことになってたけど、とにかく寝るのだ。

08/22

New Zealand 旅行記 5/14

10時過ぎに起きた。寝坊だ。8時過ぎとかに一度目を覚ましたけど、二度寝してしまったらしい。朝食は7時から9時なので食べ損ねた。何のための B&B なんだか。一応言い訳すれば、寒くて寝られなかったんだ。暖房が無いってどういうことですか。風邪ひいちゃったよ。ちなみに外は晴れているようだ。

まあ、あれですよ。美味しいものを食べないと元気になんてなるはずがないんだ。普段から、都会で楽しみなことといったら美味しいものを食べることぐらいしかない。そうだろう?

外に出ると小雨に変わっている。とりあえず Britomart 駅に出て Auckland Pass $11 を買う。これでバスとフェリーに心置きなく乗れる。雨も止んだ。

Ponsonby へ移動してぶらぶら。やっぱり冬場だからか、あんまり活気が無いねえ。Auckland は起伏の激しい街だけど、栄えているところはだいたい丘の上なのかな。どこからでも Sky Tower が見える。寒さもあってまた元気がなくなってきたので、眼鏡チェンジを試みたりした。手間のかかる子だこと。

だいたい端から端まで歩いて、小さいけど活気があったピザ屋さんでブランチ。ケースに四角い生地が並んでいて、必要な分を切って焼くスタイル。どこかで見たような気もするけど思い出せない。野菜たっぷりのにした。あと Supli ってことでお米チーズとかを丸めたものと Stuffed Mushroom も食べた。ほうれん草のピザも気になったけど、さすがにちょっと多いかなと思って見送り。

次は Auckland Domain だ。Museum の気分じゃないので、Winter Garden を歩く。National symbol であるところの Silver Fern も見たけど、葉の裏の色なんて案外気付かないもので、教えてもらうまで分からなかった。葉も光を通すから、そのまま見ているだけではなかなか分からない。

売店で買った Lemon Squeeze なアイスクリームを舐めながら Formal Garden。ここでカメラ(一眼レフ)のレンズを割ってしまった。低い位置で面白い写真が取れそうだったのでデジカメを構えようとしゃがんだら、肩から提げていたカメラが滑り落ちて石にこつんと当たった。あまりに何気ない音だったので何もなかったのかなと思ったけど、レンズカバーをはずしてみたら見事にひびが走っていた。しょぼーん……。全部父親からのお下がりだけど、この28mmは気に入ってたのにな。今回はこれしか持ってきてないから、もうフィルムの写真は撮れない。残念だ。

Newmarket へ移動。そういうこともあったので cafe で一休みしたかったのだけど、気分にあう店が見当たらない。端まで歩いても無かったので、いっそ Parnell の Cathedral まで歩くことにする。せっかく Pass を持ってるんだからバスを使えばいいんだけど、でも途中に偶然素敵なカフェを見つけたからよしとしよう。Parnell からだと Cathedral まであと少しのところ。Cappuccino と Banana cake で休憩。ケーキはちょっとトーストしてもらって、甘みたっぷり。

で、昨日も外見だけしか見てないし Cathedral を見るぞと思って行ったら、閉まってる模様。よく見てみると冬季は3時までって書いてある。がっくし。実は今回の旅行、教会をちゃんと見ていない気がする。

Downtown に戻って、フェリーで対岸の Devonport に渡る。とりあえず目抜き通りを見てから、North Head へ。登るのはちょっとした運動だけど、日が傾いてきていて美しい。途中広場で子供がサッカーの練習をしているのがまぶしかった。

それから中心に戻って、今度は小高い丘へ。Footway が良く分からないので車道を使いつつ。夕陽を見られたらなと思ったけど、雲で見えなさそう。残念。夜景も見られたらいいんだろうけど、降りるのが危なくなるので退散。

どこで夕食を取ろうか考えて、丘を降りてすぐのところの cafe にした。とにかく体をあたためたいというのがあったので、Pumpkin Soup を頼んだ。あと、Sweet Porato の Chips と。結局これだけでお腹一杯だったので Main はとらなかった。デザートと Cappucino はもらったけどね。

このお店を選んだのは、まずカジュアルな雰囲気でメニューも外に出ていること。それから観光客に媚びていないのと、地元の人が自然に入っていったから。なんだけれども、注文してからガイドブックを読んでたら店員に「日本人の方だったんですね」と日本語で話しかけられてびっくり。それはさすがに予想してませんよ。「私だったらそれは頼まないですねえ」発言など、なかなか楽しませてもらいました。結局お会計のとき、え、こんな値段でいいのか……と申し訳なくなるような頼み方。これだけ満足させてもらったんだからもっと高いものを頼んだら良かった。

で、いい感じに暗くなってるので港から Auckland 中心部の夜景がすばらしい。フェリーは市街から島に帰ってくる方向がラッシュだけど、逆向きに乗ったのは5人くらい。ビール Lion Red を持ってデッキに出る。そういう柄でもないけれど、さっきのお姉さんに唆されたのと、確かにまだ地ビールを飲んでないなと思って。寒かったけど、贅沢なものですな。体調が悪いんだからやめておけばいいのに。

明日は寝坊してられないので、インターネットカフェとスーパーに寄ってさっさと就寝。追加でヒーターをもらったら壊れていて、結局ブランケットをもう1枚もらった。

08/21

New Zealand 旅行記 4/14

8時起床。寝坊だ。ほんとは6時半に起きて散歩するつもりだったのに……。まぁ僕にはおよそ無理な話ですが。

といっても City Centre に出られない時間ではないので出発。今日も快晴(あれー?)。Copenhagen Bakery で朝ごはんを買って植物園に向かう。でも考えてみると時間が無いので、Victoria Park で我慢することにする。結局植物園は入り口から少し入っただけになってしまった。パンは美味。チキンクロワッサンサンドのラズベリーソースがいける。カスタードデニッシュも今風に仕上がっている。

急いで帰るも、これまた考えてみると結局大聖堂の塔に上ってないよなと思う。仕方ないと思いつつ少し寄ってみると、なぜか入り口にショベルカーが入っている。全く意味不明の写真を撮ってしまった。

10時前にチェックアウト。残念ながら、消毒などをしてくださった方が受付ではなかったのでお礼は言えなかった。空港への shuttle は時間通りに来てくれた。よかった。

今日は Christchurch から国内最大の都市 Auckland へ向かう。飛行機は出発前に Air New Zealand の Web site で予約しておいた。Domestic terminal に入ると、係員がおもむろに日本語で攻撃してきた。teratti に不意のダメージ。

疲れているのだろうか、shuttle でも飛行機でもうとうと。飛行機は気がついたら上空だったという始末。まあ操縦は上手かったんですけどね。

空港から Airbus でうとうとしながら市内へ。Auckland は曇り。遠くからでも Sky Tower は見える。ここでの宿は Aspen House。今回の旅程で唯一の Bed & Breakfast である。ああ、懐かしい響きだ……。

とりあえずチェックインして、目抜き通りを通って Sky Tower のほうへ行く。i-site をチェックして、長距離バスターミナルへ。ここに用がある。Newmans coach のバスを Auckland → Waitomo(+Caves 見学)と Waitomo → Rotorua を別々に予約したけれど、接続がうまくいく保証が無いので、やっぱりツアーに変更しようと思っていたのだ。きっと内容は同じなんだけど、気分の問題。

しかし行ってみると、ここではキャンセルは出来ないという。Main office に自分で電話しろとのこと。やれやれ……。とりあえずツアーを予約したが、バスを別々に予約したのと形式は変わらないみたいで、やっぱり内容は同じだ。電話のかけ方には戸惑ったが、キャンセルは意外なほどすんなりいった。でも全体ではかなり手間取ったぞ。

ストレスがかかったからかいまいち気分が優れないまま、郵便局で絵葉書を出して、Victoria Market へ行く。どこかのカフェで一服したかった。でもなんだ、この寂れた場末の嫌な雰囲気は……? 即座に退散。

さて、The Link で抜け出したはいいけど、どこへ行こう? 本を見て、海洋博物館にすることにした。Downtown で降りて、とりあえずコンビニで100%オレンジジュースを買う。多分そんなに美味しいジュースじゃないけど、でもちょっと気分がましになった。

海洋博物館はそれなりだった。というより、精神状態が良くない今の自分にとっては、どちらかというと苦痛だった。人が少なかったので、静かに響いているナレーションとかが気になって仕方が無い。昔の船室を妙にリアルに再現している部屋はかなり怖かった。そうでなくてもそこら中に変な人形が置いてあってどきどきものなのに。ただ、ふと日が差してきて窓際が写真に絶好のセッティングになったりすると急に元気が沸いてくるあたり、まだ多少は元気なのかなとも思う。

それから Link で Parnell に行くことにする。でもあまり人はいなかった。教会があったので入ってみたら、いきなりおじいさんに鍵を閉められたりして焦ったりとか。1本入ったところに趣味のいいお土産屋さんがあって、じっくり眺めていた。これはよかったと思う。あとは Fish & Chips 屋さんらしきところで晩御飯を食べた。Fish は揚げずに焼いてもらった。たまたまだったけど、結構有名なところだったらしい。ただ、炭酸飲料を不用意に振って惨劇を引き起こしてしまったのは大いにまずかった。

Link で Sky Tower に戻って、上から夜景を見る。はー。すごいなぁ。

で、インターネットカフェに寄ったら、メニューが韓国語なのも忘れてしまうぐらい衝撃的な情報が流れていた。がーん。電話しようと思って小銭を作ったのに、電話料金が思ったより高くて今日は諦めた。

宿に帰る前にスーパーに行く。おお、なんか寿司コーナーがあるぞ。面白いものはないかと思って見ていたら、Piranha power drink とかいうのがあったので確保。味は予想できるが。

もちろん頭に傷を作ったりという事件はあったけれども、どうして今回の旅行ではこんなに疲れが前に出てくるのか不思議だった。その理由がスーパーをうろついているうちに分かった気がした。要するに、ここは英国と同じなんだ。このほとんど英国と見分けがつかない雰囲気が、旅における新しいものの発見の楽しさを曖昧にしてしまって、日々の生活としての側面を僕は無意識に感じてしまっているんだと思う。

いったん分かってしまえば、少しは気が楽になるかな。結局 Combination Sushi Rolls Set $4.95 を買ってきて、それをつまみながらこれを書いている。外には小雨が降り出してきた。

08/20

New Zealand 旅行記 3/14

起きたのは12時だった。よく寝られなかったのもあるし、疲れがたまっていたのもある。予定を組んだときには Christchurch で時間をとりすぎたかと思っていたけれど、昨日の怪我も考えるとそういうわけでもない。最初で何が起こるか分からないし、多めに時間をとって日本人経営の宿にしておいたのが吉と出たらしい。久しぶりの海外で緊張感が足りなかったのかもしれない。

宿で電話して明日の空港への shuttle を予約した。が、電話の向こう側のおばあさんの発音がいまいち聞き取れないのと、態度が読めない。ほんとうに予約できたのか不安だ……。

Square に出てみると、Cathedral がお葬式で閉まっている。入り口の前にレースカーが2台置いてあったので何かのイベントかと思ったけれど、そういう関係の人なのかな。

i-site の横の水族館に入る。Kiwi を見せてもらえたのは収穫だったが、逆に言うとそれ以外はどうでもよかった。Kiwi は暗闇の中だったので形しか分からなかったが、思ったより大きかった印象。

カンタベリー州庁舎の見学時間が終わるまで15分しかなかったけど、ちょっとでもいいやと思って見に行く。これは当たりだった。在りし日の空気が良く伝わってくる。他に誰もいなかったけど、大聖堂よりもこちらを見たほうがいいんじゃないだろうか。もっと時間があればよかったのに……。

それから Art Centre をぶらぶらしてお店を見たりした。大学の旧校舎だけあって雰囲気がすごくいい。中の Le Cafe で休憩。黒板に書いてあった Warm Chocolate pudding を頼んだら、すごい量で圧倒された。もちろん全部食べたけど。

Avon 川沿いに歩いて戻って、そういえば南側を見ていなかったなと思って無料の i-shuttle で半周。空がどんどん暗くなった。こういうのも面白い。

夕食は宿の近くの Chinese take-away で売っていた Fish & Chips にした。美味しくてたっぷりという話があったからだが、Chips を揚げているのを見て不安になった。多すぎだろう……。宿の外で星を見ながら食べていたけれど、結局 Chips は残した。だってこれ6人前は十分あるよ……。星はよく見えた。今までで一番だったかもしれない。

今日は注意して頭も洗う。洗濯もした。絵葉書も書いた。ノートパソコンの底のゴムが溶けているような気がするのは気のせいか?

08/19

New Zealand 旅行記 2/14

朝御飯で目が覚める。朝焼けが綺麗だ。狙って東側の席を選んでおいたのが良かったと見える。映画「バッテリー」を見終わらないうちに Christchurch に着いた。

空港で両親に電話しようと思ったのに、使い方がよく分からなかったので断念。諦めて外に出ると、息が白くなった。この国は冬だ。

City Flyer で市内まで行こうかと思っていたけど、見当たらないのと寒さにやられて、shuttle を使うことにした。宿は Kiwi House。時間が早いので荷物だけ預かってもらう。いきなり日本語だけで会話が成立して変な感じだ。

City centre まで、道は単純だが距離は結構ある。とりあえず Cathedral の前まで歩いた。日曜日だからか周辺のお店はあまり開いていない。聖杯 Chalice は写真で見るよりも迫力があった。

週末は市場があると聞いて、まずは Art Centre へ向かう。確かに賑やかだ。パン屋の出店があったのでチョコデニッシュを買ったが、これはぼられた感がある。フランクフルトやらケバブやら、他の国のものばかり出ているのはどうなんだと思ったが、英語圏に名物なんて無いのだった。あまり Fish & Chips を食べたくなるような雰囲気でもないし。奥に Souvlaki の店も出ていて、人気のようだったのでつい買ってしまった。なんでこんなものがあるのか良く分からないが、おいしい。食べ終わった後にうっかりして服にソースをこぼしてしまった。これは洗濯するしかないな。

さてその後どうするかと思ったが、なぜか疲れているのもあって、乗り物に乗りたかった。天気もいいので、少し離れた Lyttleton という小さな港街まで行くことにした。ガイドブックによると Time Ball というものがあり、明日になると閉まっているらしいし。で、バスに乗る。

目が覚めたら埠頭だった。どうやら前の女の子も Town Centre で降り損ねたらしくて、歩いて戻った。スーパーで水分補給。そして坂を上って Time Ball まで行くと、門が……閉まっている。補修中なんだそうな。やれやれ。

City まで戻って、Square の北側をアイスを舐めながらぶらぶらしてからまた Square に戻ってくる。Cathedral のボードを見ると17:15から Choir Prayer があるらしい。

Art Gallery に行く。かなり近代的なデザインだ。静かな一角でソファに座っていたら思わず寝てしまっていて、係の人に起こされてしまった。それでもまだちょっと時間があったので Starbucks で Flat White を頼んで休憩。Prayer 自体はなかなか雰囲気があってよかった。

宿に戻ってベッドをもらう。Backpackers' hostel を使うのは今回が初めてで勝手がよく分からないが、とりあえず会った部屋の人には挨拶しておいた。日本人だし。夕食は Subway にした。訛りが激しくて手加減を知らないバイト相手だと、注文するのも一苦労だ。

今度は電話も使えた。親に連絡を取ると、体がだるいんじゃないかと言われた。実際その通りで、日本との激しい気温差のせいではないかという話だった。季節の逆転は今まで経験したことがなかっただけに、体が変化についていっていないのだろう。特に今回は30℃近い差があるのだから。

そしてスーパーで水を買ってきて、荷ほどきしているときに事件は起きた。地面での作業が一段落して、勢いよく顔を上げたそのとき、頭の左上に何かが強く当たったのだ。思わず手を当ててみると、手が赤く染まっていて、(主に比喩的な意味で)血の気が引いた。2段ベッドについている金属の物干しの角で頭を打ったのだ。

しかしそのときは周りに誰もいないし、受付の時間はさっき終わったばかり。ラウンジまでよろよろ歩いて行って、そこにいる人に傷を見てもらう。傷はそれなりに大きいが、血がたくさん出ているわけではない。縫うほどのものではないでしょうとのこと。どうやらそこまで深い傷ではないらしい。即時帰国という言葉も頭を掠めていただけに、ちょっと安心。といってもこのままじゃどうしようもないので、受付時間外だけど宿の人を呼んで消毒してもらう。本当に助かりました、ありがとう……。

頭はとても洗えないので、体だけ汗を流して即就寝。

08/18

New Zealand 旅行記 1/14

出発前から早速寝坊した。最近の暑さのせいで睡眠不足なのが祟った……! といってもある程度の準備はしてあったので、どうにかなる範囲内ではある。適当に詰めて出発。

東京から海外旅行しようというのに、いきなり羽田へ向かう。関空へ向かうためで、今回は往復箇所が1つも無い超変則ルートだ。羽田は2回目だけど、交通手段は何がいいのかまだよく分からない。とりあえず前回同様京急にした。

米を食べておこうと思ってカツ丼を食す。フードコートにヨシカミが入っていてびっくり。

国際線乗り継ぎがあるとチェックインのカウンターまで違うらしい。今回はeチケットなるものをはじめて使って、プリンターで印刷した紙切れ1枚で本当に行って帰ってこられるのだろうかと一抹の不安があったけど、行きはひとまず大丈夫なようだ。荷物は関空で回収しなくてもいいとのこと。

関空では4時間ぐらい待つことになった。さっさと搭乗手続きを済ませてしまおうかと思ったら止められて、搭乗2時間前までは待てとのこと。ということでカード会社のラウンジで飲み食いして待つ。適当な時間に手続きして、さらに中のラウンジで飲み食いして待つ。日経を読んでいたらいつの間にか時間が来ていた。

飛行機は新しそうな777。エコノミーなのに各座席にモニターがある。こういうのは初めてのような気がする。すぐに夕食で、白ワインをもらったら美味しかったので調子に乗って赤ワインももらう。ほろ酔いで映画「大奥」を見たらちょうどいい時間で、就寝。窓際だが、3人掛けの席になぜか1人だけなので気楽なもんだ。

08/16

えっ、えっ?

サントリー美術館

サントリー美術館にまだ行ってなかったので、開館記念展II「水と生きる」を覗いてきた。

ういろうビアホール

名古屋で買ってきた青柳ういろうと大須ういろの食べ比べを兼ねて、ビアホールのプレオープン。不思議な組み合わせの5人が集まった。課題も残ったけど、なかなか良かったんじゃないかな。

肝心のういろうはというと、大須の後に青柳を食べると違いがよく分かった。といっても気温が高かったので、通常の意味で比較できたのかどうか自信はないけれど。青柳のほうが柔らかくなりにくて、味はあっさりしていると思う。

08/14

このゲーム難しい……!

ビア

テラス飲み?

08/13

はい、お返し。

ヒロシマナガサキ

友達と神保町の岩波ホールで映画「ヒロシマナガサキ」を観た。こういう映画をこういう環境で観るのは初めてだと思うけど、終わったあとに適当に喋ることすらできず、友達には申し訳なかった。

08/11

和尚さん曰く、それらは方便。

芸劇 運命 サトリ

あーづーいー。こんなことでは寝られませぬ。

昼から、P 君所属オーケストラの演奏を聴きに池袋の東京芸術劇場へ。こんな場所があったんだ。

Beethoven の運命の流れの中で、何の拍子だったか、数日前に会ったある人のことを思い出していた。その人が僕の相談に対して返してくれた言葉。それはあまりに情熱的で、自信に溢れていて、うろたえるほど真っ直ぐすぎて、僕には判断できなかったんだ。彼がついに悟りの境地に達したのか、それとも何も考えていないだけなのか。

でも気付いたよ。そういうことだったんだね。

究極のところ何もないのであって、考えて結論の出ないことは考えるな。座禅をするのは悟りを得るためではないし、何か目的を持って座った瞬間から、それはもう座禅ではなくなる。

帰りに I & H と遭遇。ここのコンサートに茶道部員が5人集まったのは初めての予感。

…いい人だね。

08/10

朝6時に玄関に来たら、教えてあげる。

分子研 夏の体験入学

茶道部の夏合宿から続けて、3泊4日で分子科学研究所の夏の体験入学に参加してきた。スーツケースの半分は和服、もう半分が洋服。

僕は宇理須教授の研究室でお世話になった。テーマは「電子デバイスと生体物質機能の融合」。普段畑違いのことをしている僕にとっては、実験自体が新鮮だった。

いろんな人と話して、自分の将来のことを考える。すぐに答えが出るものでもないけれど、もうそろそろ、追い詰められてきているんだよ?

08/01

諸行無常。

MOMAT + α

友達と東京国立近代美術館で「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」展。写真展は久しぶりだし、ここは初めてだ。

自分でファインダーを覗いてみて初めてわかることというのがあって、そういう意味で、(当たり前だけど)すごく考えて撮っているのが伝わってくる。特に後の作品ほど。ふと良い写真を撮れる予感がして、視線はそのままに、体はすぐにフォーカスを合わせ始める。それでファインダー越しに、もうすぐ訪れるはずのシャッターチャンスを待つのだけれど、そのときの高揚を含めた一連の流れというのが僕の中にも自然と生まれてきて、見ているこちらまで楽しくなってくるんだ。

意外とボリュームがあって、神保町で遅めのお昼ごはん。予感通りの面白い味。わりと良いお店でした。

御茶ノ水まで歩いているとポスターが目に入って、明治大学博物館に寄ってみたり。肝心の染付の展示は拍子抜けな感じで、ソファでぼーっとしてたらほら、もう閉館時間なんだって。