2007/12
12/23
メニャーは御相談。
紅爐一點雪
徹夜明けだけど、武蔵野大学裏千家茶道部のあけぼの茶会へ。最初に行ってからこれで3年だ。これだけ穏やかな気持ちで茶会に出かけるのはすごく久しぶりのように思う。
最初に拝見したお軸が「冬嶺秀孤松」で何じゃこれはと思ったら、陶淵明の詩かららしい。春水滿四澤とかと一緒。それにしても長板に皆具って格好良いよね。
次のお濃茶も、外で白いきらきらしたものが見えたとか見えないとかで、実にぴったりのお床だった。大寄せで亭主と正客のお二人が互いに信頼している席なんて、きっと数少ないですよ。
12/15
ひょうたんから水。
乾山の芸術
券をもらったし出光美術館の「乾山の芸術と光琳」に友達と行ってきたよ。ついでに ITOCiA も。
乾山に対する印象が結構変わったなと思う。今まで目にしたものは限られてたから、西洋陶器の写しがあんなに多いとは知らなかった。思ったよりいろんなことに挑戦してた努力家さんなんだなという印象。天才の光琳との対比が強まった。で、光琳歿後はやきものがさっぱり残っていないというのも面白いな。
そして Marunouchi だけど、夜には渋谷で稀に見るひどい様相を呈しておりましたとさ。はは、情けないね。お疲れさま……。
12/14
青きこと雪のごとく
パウルなることクレーのごとし
やっと行ける……! ってことで三井記念美術館の特別展「美の求道者 安宅英一の眼 ―安宅コレクション」。すごいものばかりがずらずら並んでいたものの、やはり国宝の飛青磁花入は別格か。今度は大阪の東洋陶磁美術館に行かないとね。
伝えたいことは、かんたんなことなのにね。