2005/10
10/31
イケトノクモウモ
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10/30
あの時は何も抱えていなかった。だから。
ICU 茶会
二人で国際基督教大学(ICU)茶道部の秋季茶会へ。友達に挨拶しなきゃ。
泰山荘一帯は学園祭の喧騒から離れて、お茶室も立礼席も羨ましいほどの良い雰囲気。しかも第一席だったからか、お茶室では先生による丁寧な解説付き。お点前も手馴れたもので、見ていて気持ちいいもの。
さらに、登録有形文化財の高風居という建物で、特殊な一畳敷を見学。よくもまあ、これほどのものが残っているものですね。
学園祭は、国際色豊かながらも落ち着いた賑わいといった感じ。キャンパスの使い方がゆったりしていて、いい所だな、と。
湯浅八郎記念館
湯浅八郎記念館(ICU 博物館)で、特別展「弁当箱の工夫」を見る。この人も柳宗悦に触発されたクチのようで。
弁当箱をまとめて見る機会なんて他にないので、とても面白く感じました。ひとつ選べと言われたら、間違いなく「桜樹蒔絵印籠型弁当箱」。その可愛らしさといったら、最初に見てそこから動けなくなったくらい。
出光美術館
うとうとしていたら有楽町。200円引きの券を使わせてもらって、出光美術館の「京の雅び・都のひとびと ―琳派と京焼―」展。ICU で長居しすぎて十分な時間は無かったので、ちょっと急いで見てまわる。はっきりと覚えていないとはいえ、見たことがあるものもなんだか多いような……?
正面に菊桐の蒔絵が施された黒楽茶碗が実に素直な美しさ。色絵梅花文四方香炉(仁清)の飾りもかわいくていい感じ。仁清のデフォルメのセンスは現代に通じるものがあるような気がします。
毎度のことながら、時間にはもうすこし余裕を持って来ましょうね、ということで。
三信ビル
出光美術館から出ると外はもう暗くなっていましたが、近くなので日比谷の三信ビルを覗きに行ってみる。
三信ビルは、日比谷公園の向かいに建っている1930年竣工のオフィスビル。レトロな雰囲気の面白い建物なのですが、オーナーの三井不動産株式会社は解体を発表しました。それに対し、このビルが完全に失われるのは惜しいと思う人々によって、三信ビル保存プロジェクトが立ち上がっています。
僕が三信ビルに入るのは、きっと三度目。最初は4年前に初めて東京を訪れた朝に、朝食を求めて。二度目は今年初め、お隣のシャンテシネに映画を見に行ったとき。4年前はどのお店も開いていない日曜朝の地下を覗いただけなので、特に強い印象は残りませんでした。二度目は地下鉄の日比谷駅から映画館に向かうために、ビルの1階アーケードに出たのでした。どこか不思議に懐かしくて、それでいて人が見当たらない空間の雰囲気に半分飲まれながら、よくわからないうちに急いでビルから出たのを覚えています。
今回は地上からのアプローチ。……のはずが、1階のシャッターが全部閉まっていて焦る。確かに、オフィスビルなら日曜日は普通閉まっているような気もします。最初に来たときと同様、地下から入ることはできました。
1階のアーケードに上がってみると、なにやら騒がしい。見てみると、日○通運の方々がエレベーターを使って荷物の運び出しをしていました。テナントが退去するところをちょうど目にしてしまったというわけです。
ある意味で象徴的な姿のアーケードをぼんやり眺めていても、特に考えはまとまらず、思考は発散するばかり。もう一度、静かなときに来る必要があるようですね。
10/29
横に動くエスカレーターを上る。
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白百合女子大 & 武蔵野大茶会
友達と一緒に、白百合女子大学大日本茶道学会の秋季茶会。立派な建物で、立派な茶箱のお点前。四年生最後の対外点前はさすがに気合が入っていました。
一人で武蔵野大学裏千家茶道部の摩耶祭茶会。仲良くさせてもらっているところなので、知り合いも多くて安心。でも、きものを着ると印象も変わるようで。
一旦家に帰って、本郷で T のお誕生日会(おとなver.)。
10/28
予感がしたんだよな……。悲しい予感が。
懐徳館見学
某事情で、本郷キャンパス南端の懐徳館を茶道部員たちと見学。こんな立派な場所があるのに、使ってないなんてなあ。
東京農大茶会
東京農業大学農友会茶道部の収穫祭茶会に挨拶しに行く。噂には聞いていたけれど、うわー。
そのあと、O 先生宅にはじめてお邪魔して、2時間ほどお話。
10/23
引きたいのなら引けばいいのさ……ほんとうは。
東工大 & 星薬科大茶会
文字通り、雲ひとつ無い快晴。
昨日の続きで建築の手伝いをする予定だったのに、直前になって個人的な都合で茶会を優先することに。どうにもこうにも申し訳ない……。
友達と一緒に、東京工業大学茶道部の工大祭茶会。明るいお茶室でお茶をいただいてから、賑やかな学園祭の雰囲気を楽しむ。
五島美術館に移って、星薬科大学茶道部の秋季茶会。他大生が全然見当たらず、OG会のような珍しい雰囲気。あたたかい(というか暑い)日差しの中でたっぷり三服いただく。
五島美術館
二週間ぶりの五島美術館。同じ会期中に二度美術館を訪れるのは初めての経験で、どこか落ち着かないような。
今回のお目当ては、国宝「紫式部日記絵巻」。かなをある程度判読できるようになったらもっと面白いんだろうなあ。
他はだいたい前回見たものなので、適当に補完。やっぱり古い写経は強力。無彩色だけの素朴な絵にも惹かれます。
夕暮れ時の庭園はとても良い感じ。そして相変わらず快晴。
大丸ミュージアム デ・キリコ展
友達と別れてから、招待券があるので大丸ミュージアムの「巨匠 デ・キリコ展」に。東京の大丸に行ったことが無かったのが不思議。
ざっと見てみて、面白いけれど好きではないと思う。何かはぐらかされているような気がして、自然に受けとめるのが難しい。
覚えている限りで気になる作品は「ふさぎ込んだ太陽と形而上的室内」(Interno metafisico col sole spento※)と「橋の上の戦い」(La battaglia sul ponte)、他に素描が何点か。特に最初の作品がかなり強烈なのは認めざるを得ない。
※ col は con かも
10/21
いい加減に、迷惑なのを自覚していただきたく存じます。
ミニ四駆PRO
田宮模型が予告していた「ミニ四駆を越えるミニ四駆」の発表。ミニ四駆PROというそうで。
モーターの位置がリアでもフロントでもない、これまでとは全く違うミッドシップ。ほぼ完全に左右対称で、プロペラシャフトが無い構造は期待できますね。重心もかなり低くなり、中心に近付いているようです。トレッドはやや狭くなったような気もしますが、駆動系のポテンシャルはかなり上がっているように見えます。
一方、両軸構造の新モーターを採用したことで、従来のFA-130型との互換性がおそらく無くなったのは非常に残念。また、シャーシが三分割できるようですが、シビアな状況で剛性を十分に確保できるかどうか不安です。せめてボディは流用できることを祈ります。あと、値段設定は税込みで700円にして欲しかった……。(欲を言えば600円ですが)
まあ、実物を見てみないと何とも言えないわけで、11月18日に注目。でも、名車揃いのメモリアルボックス vol.3 も魅力的ですよねえ。
写真文化会
渋谷でちゃんこを食べたり、ダーツをしてみたりする。
10/19
こうふんした。
お茶碗焼き
陶芸舎銀座校で部員達とお茶碗焼き。難しいのは確かだけど、面白い。側面がすっと真っ直ぐに上がるような形にしたつもりで見た目は悪くないのですが、焼きあがりは縮んで小さくなって使いづらいと予想。こぢんまりした教室だったけれど、騒がしくしすぎたような気はする。
道玄坂のモスバーガーで有り得ない。
10/18
何が間違いって、そりゃ、あの部屋に入ったことさ。
Riverdance -The 10th Anniversary-
O と一緒に、Bunkamura でリバーダンスを観る。5月末に、最終営業日だったブックファースト渋谷店内のチケットぴあで予約したんですよね。窓口で粘りに粘って、いい席を取れる日を選んだのでした。遠い昔のような、そうでないような。
で、なるほどこりゃすごい。魅せる方法をよく分かってるなあ、という感想。純粋に足技だけかと思っていたら、そういうわけでもなく。情熱に情熱を感じ。Irish というか、自分にとっては Celtic な mood に懐かしさを覚えつつ。
長崎ちゃんぽん。
10/16
実りを期待せぬ種蒔きが有か否か。
東京医科歯科大 & 共立女子大 & 実践女子大茶会
雨かぁ……。喉は相変わらず。
三人で東京医科歯科大学茶道部のお茶の水祭添釜。僕達も待合の位置付けを考える必要があります。空也の最中を初めて食べました。
二人で共立女子大学茶道部の共立祭茶会。柿のお菓子。女子エスカレーター校学園祭の雰囲気に圧倒された感じ。
三人で実践女子大学裏千家茶道研究会の秋季茶会。ホテルニューオータニの
一日でお茶会を3つまわったのは、今日が初めて。そろそろ顔を知っている人と会う回数が増えてきたような。
自分達の茶会も良くしたいものですが、さていかがしましょうか。
10/15
このかばんを掴んでいれば、だいじょうぶ!
秋ハイク
暑い。
でも喉以外はある程度回復したようなので、東京ドームシティアトラクションズで秋ハイク。雨も降らず、予想以上に楽しい時間を過ごせました。
お酒は飲めないはずなので、本郷に。
10/14
思い出さなければ、しあわせだったとでも。
一人暮らしで初めての風邪
暑い。
なんだか鼻と喉の調子が優れないなあと思いつつ友達と別れて、炎天下で久しぶりのテニス。体調が急速に悪化。ひどく気弱になって、みかん+くず湯+ビタミン+毛布投入。倒れ込む。
ひたすらに恥を知るべし。
10/12
君にはまだまだ邪悪さが足りないな。私と組まないか?
点前の速度
ものすごく久しぶりに、先生に点前を見ていただく。ひたすらに遅すぎる、たとえ濃茶だとしても遅いとの由。
先生のおっしゃることは極めて妥当だと思う。ただ、それは薄茶点前を茶事の一部分として捉えたときの話であって、僕達が開く茶会でも同様に考えていいのかという点には疑問が残る。実際には薄茶点前だけしかないのだから、そのままでは釣り合いが取れないと思うのだが……いろいろと実験してみるしかないか。
10/09
悩み事 時がかゝつても
千葉工大 & 法政大茶会
朝、寝坊したり寝坊したりして微妙に大変だったけれど、とにかく事態を収める。小雨。
まずは、駒込の六義園で千葉工業大学茶道部の定例茶会。しっとり濡れた庭園を見ながらの席も、また風情があって良い雰囲気。庭園全体を見てまわる余裕が無かったのが残念です。
待合で裏千家の偉い人(?)にお会いして、関東大学茶道連合のお話を伺う。僕達にしてみれば、実在したのか……という感じですけどね。学生運動のあおりで半ば自然に解散したとのこと。来年もいらっしゃい、と言われましたが、さてさて。
九段下に移動して、國神社で法政大学茶道研究会の秋季定例茶会。靖国神社はこれで4回目ぐらいでしょうか。部員として初めて行ったお茶会から、もうすぐ1年なんですねえ。
茶会は終わりのほうだったからか、卒業生の方が多くてちょっと肩身が狭い感じ。知り合いがいたので助かりましたが。広間薄茶席の可愛らしい雀の香合が絶対にどこかで見たことがあると思うのですが、どこで見たんだろう……。香雪美術館? 大樋美術館? どちらも違うような気はする……。
それにしても、正客を勧められるのは仕方ないと思っていますが、他の人が正客をしている様子を見て勉強する機会が無いのが問題ですね。
靖国神社遊就館
遊就館には行ったことが無いので、入ってみる。といっても閉館時間が迫っていたので、誰でも入れるロビーと、特別展の「日露戦争百年展」(学生¥100)だけを観て、通常展示は次の機会に。時節柄かもしれませんが、意外に人が多かったです。
挑発的な展示という噂もあって、本当かなあと思っていたのですが、少なくとも特別展に関してはそれほどではない感じ。まあ、やや過激と言えなくもないものもありましたが、これが問題になるようなら、日本人の多くがうぶだというだけでしょう。
市ヶ谷へ向かう途中、どこかで見たような風景だと思って立ち止まってみると、4年ほど前にお昼御飯を食べたお店の場所だったり。もう別のお店になってましたが、4年も経てばそんなものなんでしょうね。
高野さん
高野さんの活動がまた表に出てきたので、たった4ページのためだけにメガミマガジンクリエイターズ vol.4 を買う。他のページには本当に興味がないような。(あ、コゲどんぼさんならまだ興味があるかも。)
高野さんの絵を見て感じることは、昔と大分変わったと思います。それでも未だに惹きつけられるのは、やはりどこかでコンテキストを共有できているから。馬鹿にされることがあっても、自分の気持ちに嘘をつく気はないのでどうしようもありません。美術館で見る絵とは完全に次元が違うのです。
例大祭
近くの神明社の例大祭。もう1年。
次は無い……か?
10/08
次は無いから苺市へ。
根津美術館
茶道部員でぞろぞろ集まって、国宝「燕子花図」を見に行く。これに因んだ棗が部にあるので、ぜひ見ておきたいということで。
燕子花図自体は、やはりなかなかのもの。見る角度や場所によって、色が変わって見えるのも面白いです。じっと見ていると色の感覚が変になってきて、怖いくらい。模様でありながら(工藝的要素を備えながら)、同時に絵画でもある。結構納得。
「不二山図」として展示してあった軸は、以前五島美術館で茶席に入ったときに業平東下り図として拝見したのと全く同じもののような気が……。
古代中国の青銅器は相変わらず不思議な雰囲気。茶道具では、乾山の四方水指が実にいい感じ。一緒に行った人達も、概ね満足してくれたみたい。
裏千家茶会
上野毛の五島美術館に移動して、いつもお世話になっている裏千家茶道同好会さんの本茶会。
面白いなあ。
五島美術館
せっかくなので、五島美術館で「秋の優品展――絵画・墨蹟と李朝の陶芸」。(一応)さらっと観る。紺紙金銀交書の写経とか焼経とかが持つオーラが異様でした。
アンクルサムズ・サンドイッチで軽く食事してから別れて、いつものように本郷に。前期部長のお誕生日会。
10/05
一言言え。
授業開始
夏休み、いくつかやり残したことはあるし、まあ(略)だったりはしたけれど、基本的には納得の内容。
最後のほう、ちょっと金遣いが荒かったのは反省。あと、自分で言うのも変だけれど、美術館・博物館に行きすぎ。もうすこしゆったりでもよかったんだけどな。
でも眠い。
大学内 SNS
(非公式な)大学内の SNS が正式オープンしたので登録してみました。
が、これは誰がどう見ても mixi の劣化コピーでしょう。設計がいくらひどくても利用者が増えるだろうことは確実かと思いますが、運営側には僅かばかりのプライドも期待できないのでしょうか……。
10/04
では、否定できるというのですか?
五反田
早朝の五反田で、友達にいじめられる。本当に言いたくなかったんだよぅ……。7時頃まで。
浅草
一旦家に帰って、E と浅草に。きものを眺めてみる。
三井家伝来の能装束展
時間と招待券があったので、日本橋三越で「三井家伝来の能装束展」を E と観る。三井記念美術館開館の前祝ですね。
内容は……むー。
Landesjugendorchester Hamburg
友達に誘われたので、江東区文化センターにハンブルク青少年管弦楽団の演奏を聴きに行く。複雑な事情があったとかなかったとか。一応、日本におけるドイツ年の行事になるのかな。
まあ、やはりそれなりには疲れているわけでして。
10/02
里芋のタイタン。
津田塾大茶会
朝まで(略)したり(略)な話題で(略)。明るくなってから家に戻って、一旦休憩。
それから、F & H & M と目黒に。庭園美術館で、津田塾大学茶道部のお茶会。梅酒ですか。
F は半東と待合のレベルが高いと言って唸っていた。僕は、ところどころで見え隠れする細やかな気遣いと乾漆黒茶碗にやられた感じ。むう。
東京都庭園美術館
せっかくなので、庭園美術館で庭園植物記展。前から気になってましたし。
面白いものもありましたが、一番すごいのはやはり建物でしょうね。
10/01
気付かぬ振りができるだけなら、ただの大人でしかあるまいて。
畠山記念館
友達と朝一番に畠山記念館へ行って、今日からの秋季展「季節の茶道具取り合せ」。初日の朝に行ったのは、これが初めてかも。
全体的にまったり。見てどきっとしたのが、呉須赤絵金花鳥鉢。色のバランスがとても自然だし、おおらかなのに躍動感あふれる筆致が魅力的。まさに美しい工藝品。
友達は高取月型水指を気に入って、僕もあの水指は好き。僕が何より気になったのは、正面の模様が鷲にしか見えないこと。これは作為ではないと思うのですが、ものすごい偶然……。
重要文化財の伊賀花入「からたち」は、いかにも工場の廃材に廃液をかけて作った近代芸術のようだという印象しか……。
帰ろうとすると茶室にお花を生けてあって、どうですかと誘われたのでお邪魔してみる。お菓子とお茶をいただいたり、たくさんお花を見たり。ここの茶室を使っているのは初めて見たので、興味津々。流派は、確か山本御流といったはず。
一二年会
本郷での練習のあと、聖地下北沢で一二年会。え。
解散後、一年生はぞろぞろと某君のお家に。